「吃音を意識する」とか、「吃音を気にする」という言葉自体が抽象的な言葉です。ですので、ごっちゃにならないように、言葉の定義を正しく認識する必要があります。

ダメなのは、「吃音が出るかも」と感情的に意識すること。
良いのは、吃音が出ている時の体の状態、身体の感覚、話し方など、無意識で繰り返していることに意識を向けること。

この違いを理解していないと、間違った吃音治療のアプローチになってしまいます。

身体感覚を意識することが吃音治療に有効だという理由
「無意識的なものを意識に上げる」というアプローチが有効だと認識された経緯は、CBT(認知行動療法)の治療研究が源流となっています。まずはその経緯を理解することで、より本質的な吃音治療に繋がります。

海外の吃音治療は日本より10歩も20歩も進んでいますが、そういった海外でも、一般的な病気の研究に比べると、吃音の研究はかなり後回しになっています。

アメリカでも吃音治療自体で研究開発が大きな予算を持って行われるものではありません。

例えば、吃音の研究が前進したfMRI(脳を活性状態をスキャンする機械)も、脳の手術のために作られ、それが後に精神的な病気など研究するのに使われ、その後、何年も経過したのち吃音治療の研究に使われるといった流れがあります。

CBTの治療もそれと同じく吃音ためではなく、うつ病や、不安障害、統合失調症などの精神疾患を治療するために開発されました。(1970年?)

CBTは数多くある精神療法の中でも豊富なエビデンス(根拠、事例)がある評価の高い治療法と言われています。
現在、アメリカではほぼ全ての精神療法家が研修の際にCBTを教わります。

それに引き換え、CBTが日本で正式に医療保険点数化したのが2010年です。導入が遅かったことからCBTを扱う病院は今でもごく限られています。

うつ病や統合失調症など日本でメジャーな病気ですら、CBTが日本の医療に取り入れられるまでに40年もの歳月がかっています。

マイナーな吃音治療を日本の医療に期待するのは気が遠くなりそうです。

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