例えば朝礼で、吃音を発声した場合、
「そうだよな、朝礼で挨拶をする度に、なんで器の小さい人間にまで、俺が気をつかわなきゃならないんだよ」
「確かにそんな奴までに、無理して好かれいとは思わないな」
という意見が正論です。
そういうふうに、脳のバランスをとって、
ストレスを減らしていくことで、予期不安なども減っていきます。
まず、あなたも今日から、自分の爬虫類脳を説得してみる。
そういったことにチャレンジしてみてください。
ポイントは爬虫類脳が気にする「生存本能」の部分を上手く突いた説得をすることです。
それでは、今日のことをぜひ、行ってみましょう。
爬虫類脳を上手く付き合うえると本当に、辛いことが減ってきます。
しかしながら、
吃音改善というのは、
やはり数ヶ月以上?という長期的な時間がかかります。
脳は長期的な思考が大っ嫌いです。
楽で、すぐに効果があり、リスクないものが大好きです。
ですので、
いくら、自分の頭では、
「吃音を治したい、上手く話している自分になりたい」と思っても、
「長い期間やるのは面倒くさいわ~」
という脳の意見が強くなります。
かといって、私が、あなたを騙して、「6日間で治りますよ」と嘘をついたとします。
あなたの脳は、
「おっしゃ。6日だけならやるよ」と言うでしょうが、
残念ながらそんなことは言えません。
吃音改善には時間はかかります。
出せない言葉を出すのにも、よく噛むの会話を流暢に変えるにも1ヶ月ではできません。
ですので、あなたの脳はあなた自身がなんとか説得するしかありません。
トカゲとの会話は幼稚園児との交渉に似ている
例えば、
「とりあえず、今日だけ、吃音改善の時間を取ろう
そしたら、大好きなミスタードーナッツを上げるから」
とか、最初は騙しすかし自分の脳をコントロールしていく必要があります。
「大人と交渉するのではなく、小さい子供を説得するにはどうしたらいいか?」
という思考で会話しましょう。
それが1ヶ月、2ヶ月と立ち、吃音が改善している兆候が見られると・・・
こんどは逆に、脳が
「ちょっと、吃音改善のカリキュラムをサボっていいの?
俺、吃音がまた悪化して、また恥をかくの嫌だよ?」
と、言ってきます。
ですので、最初の1、2ヶ月が勝負です。
その期間、あなたの脳をうまく説得することにフォーカスすると、その後も上手く改善していくことでしょう。
それさえ出来ればほとんどの吃音者は数ヶ月後、現状と比べれ見たらその差は歴然とするでしょう。
朝礼の挨拶の場合でも言葉に詰まることもなく、噛むこともなく、びっくりするほど流暢に話せるよういになっている・・・
というのは、大げさに感じるかもしれません。
ですが、あなたも今の不安の10分の1以下にはなっていると確信しています。